骨折入院からの社会復帰 [オーナーのぼやき]
すっかりご無沙汰になってしまいました。
3月20日に装具有の片松葉で退院しました。
そして、自宅療養すること約2週間。
その間、通院、リハビリをしながら、会社からの復職のための産業医の面談連絡を待つ日々でした。
4月7日に面談し、復職には問題なし(なにせディスクワークですから)との許可をもらい、会社の会議の決定を受けて4月9日から仕事に復帰しました。
いざ出勤となると、一番大変なのは通勤方法です。
通勤は、去年の秋のアクシデントまでは自転車でした。
それからは、市内電車またはバスで残りを徒歩。
歩く時間が普段の倍はかかる状態。そして、まだ頼りない足で段差の上り下りは大変危険。
公共交通機関はノンステップならOKとのお医者さま、リハビリの先生からの許可。
広島の路面電車もバリアフリー化が進み、ノンステップもあるのですが、私が住んでいるとろこの路線は、昔ながらの電車のエリア。京都、大阪、神戸でかつて活躍した電車が走っています。
おまけに会社に行くためには乗り換えが必要。
ノンステップの直通が4往復走っているのですが、残念なことに通勤時間帯外。(どちらかというとお年寄りの通院用)
では、乗り換え要らずのバスといきたいところですが、バス停から会社まで結構距離があるのです。
バスも新旧いろいろやってきます。
昔ながらのバスや、ワンステップにノンステップ。どれが来るかはお楽しみ状態。
というわけで、しばらくはタクシーで出社。
帰りは、バス停まで松葉杖でぽてぽて歩いて約30分。
それから、ノンステップで空いているバスを待って帰宅。
普段なら寄り道しないで30分で帰れる距離を1時間半かけて帰宅しました。
雨が降ったら、当然往復タクシー利用となります。
今週からは、もっと早起きして、バス出社したいと思っています。
でもね、装具をつけているので、夕方には足がパンパンに浮腫んでます。
キツイから少し緩めようをマジックテープを一度外すと、留まらなくなる状態。
この調子で、朝から張り切って歩くと帰りにどうかるか逆に心配。
早く、装具から解放されたいわ。
ハッピーバレンタイン [オーナーのぼやき]
世間では、今日はバレンタイン。
毎年、亡き父の仏前と、群馬にお住まいのとある殿方にチョコレートを贈っているのですが、今年は年明けから骨折で入院中。
病院に売店はあれど、入院に必要な用品がメイン(紙パンツ等々)であとはリハビリに通院してくる人向けのお昼やおやつ程度の商品しかない。
携帯でネットショッピングしようとしたけど、クレジットカードも送付先住所も手元にない。
まさに無い無い尽くし。
という訳で、火音造親方様、病院のお昼のチョコムースの写真で取り合えず気持ちだけ贈ります。
退院したら、ブログのお見舞い返しを兼ねて何か送るから楽しみにしててね。(その頃には牡蠣のシーズンは終わるから牡蠣は届かないからご安心を)
骨折日記(その10) [オーナーのぼやき]
“装具”との遭遇
術後五週目を目前に、ギプスシーネを卒業し、いよいよ“装具”になりました。
それは、突然やってきました。
翌日が建国記念日でリハビリはお休み。これで、ギプスのままだと、リハビリの内容がまる一週間ずれていくなぁ。と、思っていた2月10日の夕方、病室にリハビリの先生がやって来て、
「やっと装具の許可がでましたよ。足のサイズは何㎝?」
それからは、もうバタバタでした。先生が装具を取りにいっている間に、自分でギプスシーネの包帯を外して待機。
持ってこられた“装具”は『アンクルソフト』という、足関節動揺制限付サポーター。
要はプラスチックの芯の入ったサポーターでした。
コメントを見て、どんなものがやってくるのか、いくらするのかドキドキでしたが、えっ!こんなもので大丈夫なの?
リハビリの先生は、装着後、「明日は、頑張って自分で着け外しして、ストレッチをしっかりしておいてくださいね(^-^)」との言葉を残し、1ヶ月お世話になったギプスに別れを告げる暇もなく去っていかれました。(休日前に気を使ってくださったんだと信じたい)
残されたのは、説明書と、???な私。
その後、主治医がやって来て、「あまりきつく締めると血流が悪くなるから、ほどほどに締めんさいね。ま、これで歩きやすくなるから」とだけ言って去っていかれました。
マジックテープとゴムバンドで固定するので、調節は出来るのですが、ほどほどってどのくらいなの?
とりあえず、一回外してみよう。今の時間は夜勤の看護師さんはあまり忙しい時間じゃないからいざとなればSOSすればいい。
とマジックテープと格闘して外してみた。
久々にじっくり見る自分の生足。傷口のかさぶたがそろそろ一皮剥けそう。
そして、説明書を見ながら、自分で装着。
当然、またしてもマジックテープと自分の体の固さと手の短さに格闘。マジックテープって、どうして付いて欲しくない所に先に付くんだろう?
なんとか装着してみれば、さっきよりは少し楽かも。でも、傷口に装具の芯が当たって痛痒い。
でもまあ、こんなもんかと一晩過ごしました。
夜勤の看護師さんには「おっ!やっと変わってる♪」と自分のことのように喜んでもらいました。
そしてあくる朝。
アンクルソフトの端から足の指先にかけてものの見事にぷっくりと浮腫んでいたのでした。
針で刺したら破裂しそうなほどね。
看護師さんと二人、一晩でよくここまで膨れたもんだと大笑い。
全体的に浮腫んでいたけど、ひどかった足首が細くなり指先に向かってパンパンなってしまいました。
水曜日、一週間遅れで装具での歩行練習開始。
過重をいきなり体重の1/3に増やされて、勝手も変わって思うように歩けない。まず、左足が床に着かない。だから、左足に力が入らない。
でも、一日一日少しずつ進歩しております。
さて、アンクルソフトのお値段ですが、14,111円也
かなりお安く済みました。
ちゃんと申請すれば7割は返金されるそうです。
ただ、あとどれくらい一緒に過ごすことになるのでしょうかね。
そのうち2号登場だけは避けたいものです。
骨折日記(その9) [オーナーのぼやき]
“装具”との遭遇待ち
今年もいつの間にか1ヶ月が終わってしまいました。
年明けからの6日間以外はずっと病院に閉じ籠り。
そろそろ退屈になってきた。
リハビリの先生に屋上の存在を教えてもらい、気分転換に探検♪と思った日から、広島市内は雪がちらつき、相変わらず病室とリハビリルームの往復の毎日です。
骨折から40日、術後4週目になりました。
先週から、骨折した左足に体重の1/5の過重の許可がでました。
といっても、ギプスシーネと綿と包帯で固定されている足。思ったように体重がかからない。
平行棒で歩く時、ギプスとマリアンヌというギプス用のスリッパの高さで、つま先を床に着ける位しか力が入らない状態です。
今日から、体重の1/4の過重が可能に。
そして、ギプスから装具に変わる予定が、主治医に遭遇出来なくて、ギプスのまま。
右足を台に乗せ、左足を体重計に乗せて、左足に掛ける力を調整するのですが、ギプスとマリアンヌで、左右の足の高さが揃わない。おまけに、いくら力を入れてもギプスの中の綿に足が沈むばかりで要領がつかめない。
リハビリの先生と苦笑するしかないのでした。
“装具”とやらがどんなものか、待ち焦がれている状態です。
過流浴の後の左足は相変わらず粉を吹いてます。
そして、浮腫が少しましになったかなって感じ。
でも、関節は毎日マッサージしてもらっているのにガチガチ。
こんな状態で、来月から職場復帰できるのかいな。
とにかく今は、“早く装具になりたい”です。
骨折日記(その8) [オーナーのぼやき]
“過流浴”=垢落とし
1月23日、術後2週間経過し、抜糸も終わり、レントゲンでも異常がなかったらしく(抜糸から主治医に会ってない)、リハビリに“過流浴”が加わりました。
”過流浴”って何?って状態でリハビリ室へ。
骨折している左足の包帯、ギプスシーネを外し、ジャグジーみたいに泡のでるお湯に浸けて関節をほぐしていくのだとか。
まず、自分で包帯を全て外します。それから、お湯の張ってある機械に左足を浸ける。
ここでのリハビリは基本、セルフです。出来ることは自分でしてねって感じ。
包帯をとって、足首から指の下までパッツンパッツンに浮腫んだ自分の足に久々に対面。
浮腫みすぎて、皮膚がひび割れて色といい形といい、まるで象の足。
次に難関が待ってました。機械に腰掛けて足を浸けるのですが、腰を掛ける位置が私の腰の上。
右足を支えに、腕力でお尻を引っ張りあげるしかない。しかも、背もたれ無し。
正直怖いです。
左足をお湯に浸けること10分。「無理のない程度に足首を動かして下さいね」と言われても、動きやしない。
汚い話ですが、タイマーが切れるころには、お湯の表面には多量な浮遊物が(笑)
そして、お湯から出した足を拭くと、白いものがボロボロと。もはやお湯を拭き取っているというよりは、角質を落としまくってる状態。
一回やそこらで落としきれるものではなく、当分最終入浴者になります。
次の試練は、機械から降りること。飛び降りる訳にもいかず、両手の力でズルズルと降りるわけです。
足が届かないのだから、せめて踏み台を!と言いたいところですが、足りない高さが微妙なんですよね。
これもリハビリと思い、頑張ります。
“過流浴”の後は、リハビリの先生に足を解してもらうのですが、初日はガチガチでした。
三日目には、自分でもわかるくらい動かすことが出来るようになりました。
採寸したら、骨折してから3週間で左足が3㎝細くなっているのだとか。
本人:やったね(^-^)v
先生:筋力が落ちてるから早く元に戻しましょうね
細さは元に戻らなくていいから、筋力だけ戻したい(願望)
これから、毎日の歩行訓練に加わり、過流浴へのよじ登りがあるので、両腕の筋肉痛は当分続くんだろうなぁ。